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W124のE280 エンジン不調で入庫 各部チェックするも電気系並びに燃料系異常なし・・・のこるは3要素の一つ圧縮です、圧縮を測る前にスパークプラグを外しスコープ内視鏡でピストンを点検 5番シリンダーのみピストンヘッドが掃除した後のようにピカピカ白く光って、まるで新品のピストン??? 他のピストンはいつもの樣にカーボンが堆積し溶岩洞窟のようになっているのに・・・圧縮を測るとやはり5番のみゼロでした。
外からはどうすることも出来ないので、ヘッドをめくって点検する事に致しました、外して一目瞭然 5番のエキゾーストバルブがピーナッツの大きさぐらい欠けて無くなりそこから圧縮が抜けバランスが崩れ 長い間5気筒で走っていたようです(10萬キロ近く)幸い当社には、中古ヘッドが有りますのでそのヘッドを清掃整備し乗せ替え致しました。
久々に ディーゼルエンジンの整備を致しました。症状は、ガス欠後燃料補給をし、プライミングポンプでエアー抜きをしましたが、エンジン掛からず・・・噴射ポンプ内までは燃料が来ていますがノズルへはデリバリーせず、フューエルカットのソレノイドが作動したまま、イグニッションONでソレノイドに信号が来ないのでヒューズ電源を確認し、ディーラーに問い合わせた所 あまり詳しい方がおられないのか、すべての制御は噴射ポンプで行ってますので、ポンプの交換が必要ですとのこと??? イグニッション信号が来ないのに何故??? 的を得ることが出来ず自分で調べることに致しました、ネットのブログなどで調べていくと、やはり噴射ポンプの制御をしているコントロールユニットが有り同時にA/Tの制御もしています、取り付け場所は助手席側のグローブボックスを外した上部に有ります、コントロールユニットはリビルト品も販売されているようですが、交換で解決するのは、何か釈然とせず原因追及のため内部チェックを致しました、開けて一目瞭然、基板のプリント配線が焼損断絶状態、 たぶんガス欠でセルモーターを回し過ぎ過電流が流れ焼損したものと思われます、プリント配線の焼損部を配線でバイパスし半田付け導通テストをし、組み付けを致しました、セル一発でエンジン始動OK 何も交換部品無しで修理完了致しました。
W124 500Eに純正キャパシター(コンデンサー)が一つ搭載されております、これは4700mfの容量で、現在のコンデンサーチューンで有名な○○○稲妻の○倍とかで販売されている品物の容量に匹敵いたします。おそるべし500E 20年も前に考案され実用されるとは、もちろん使用目的は同じ、定電圧制御です・・・でそのコンデンサーを贅沢にも2箇使用して並列に結線、容量は9700mfです、それを今回ワコックススクーターに取り付け致しました。