９月に入ってますが、猛暑が連日続き、まだまだ秋の気配が遠く感じられる今日この頃デ有ります。ベンツW124もオーバーヒート対策として、アデファンの水温感知条件を変更・・・HI回転作動開始水温をセンサー部で　標準１０７℃を　９５℃に変更致します
早いめにファンが作動すればある程度の温度上昇は抑えられます。方法は水温センサーのカプラ側配線に1KΩの抵抗を入れます。簡単に作動条件の変更ができました。

Ｗ１２４　後期モデル用のフロントグリルインナーをペイント致しました。黒メタと銀メタの２種類で仕上げてみました。

Ｅ２８０のオイル漏れ修理ですが、交換したばかりのコの字シールの取付が悪かったのか、オイルシールがバラバラに切れておりました。

W124のE280　エンジン不調で入庫　各部チェックするも電気系並びに燃料系異常なし・・・のこるは3要素の一つ圧縮です、圧縮を測る前にスパークプラグを外しスコープ内視鏡でピストンを点検　５番シリンダーのみピストンヘッドが掃除した後のようにピカピカ白く光って、まるで新品のピストン？？？　他のピストンはいつもの樣にカーボンが堆積し溶岩洞窟のようになっているのに・・・圧縮を測るとやはり５番のみゼロでした。
外からはどうすることも出来ないので、ヘッドをめくって点検する事に致しました、外して一目瞭然　５番のエキゾーストバルブがピーナッツの大きさぐらい欠けて無くなりそこから圧縮が抜けバランスが崩れ　長い間５気筒で走っていたようです（10萬キロ近く）幸い当社には、中古ヘッドが有りますのでそのヘッドを清掃整備し乗せ替え致しました。　

９１年式　Ｗ１２４　前期モデルのエアコンにオリジナルのダストフイルターを取付致しました。少し風量は落ちますが、外気のほこりや臭い花粉まで吸収し、お客様には、大変喜んで頂きました。