そろそろエアコンのシーズンに入って来ますが、毎年エアコンを使おうとすると、クーラーが効かず暑くなってからあわててガスチャージを行う・・・がしかしガスチャージをしても１週間ももたず、すぐ効かなくなる、こんな状態を繰り返すと（本来ガス漏れが発生している）漏れたガスと一緒に内部の循環オイルも無くなり、あげくのはてには、コンプレッサーが焼き付きエアコン循環システムを総換えしないとクーラーが使用出来ない状態に陥ります。ベンツで比較的多いガス漏れ箇所はエバポレーター・サクションライン・コンデンサー・エキスパンションバルブ・コンプレッサー等が有ります。エバポレーターからガスが漏れるとほぼ一揆に漏れますので、長持ちはしません。今回シーズンイン前の点検としまして、エアコンガス漏れのチェックを行いますので、ご連絡お待ちいたしております。尚W１２４のエバポレーターを外して見ましたので写真にて閲覧のほど宜しくお願い申し上げます。

オペルヴィータの弱点でも有りますウォーターポンプの交換をいたしました。ウォーターポンプはタイミングベルトで駆動されるため、タイミングベルト＆ローラーも交換いたします。ウォーターポンプは耐久性が無くガラガラ異音が発生したり、クーラント漏れが発生、今回お約束の両者共発生で作業ですが、難点が有りまして、ポンプの取付ビスを３本外し、すんなり外れずどうやら、ポンプ本体がエンジンブロックにサビで固着しているではありませんか、ポンプにショック療法でも取れません、ブロックにダメージを与えないようポンプを破壊しやっとの事で取り外せました。

３００TE　この車両も１３００００ｋｍ走行ヘッドガスケット交換ヘッド脱着バルブシール交換の為バルブ脱着清掃いたしました。やはりエキゾーストバルブのステムにカーボンが堆積バフ研磨いたしました。

ヘッド燃焼室清掃後の状態です。

３００TEのヘッドガスケット交換です。１３３０００ｋｍ走行オイル漏れ有り、燃焼室カーボン堆積の清掃前の状況です。